フィクションの住人たち

幻想は現実から生まれ、現実を過酷にしました。

友達を求めてるのかアイドルを求めてるのかっていう齟齬があると思うんです

「昔は好きだったけど、有名になっちゃったから今は好きじゃない」と誰かが言っているのを一度は聞いたことがあると思うが、実際にこういった体験をされた方は限られているのではないだろうか。 何故かと言うと、俺たちの知っている物事のほとんどは既に有名…

【追記あり】歌い手の世界は厳しいって話【最後の方でおすすめ歌い手掲載してます】

追記 2020年4月14日 やはり、考察に甘いところがあった。 むしろ2015年は最盛期ですらあったと言えるのかも知れないらしいです。 shibacow.hatenablog.com また、リンク先の記事を参照する限り、ニコニコ動画全体は衰退の一途を辿っているのは間違いありませ…

主人公機っぽくない主人公機(ロボット)3選【ダークヒーロー】

主人公のロボットといえば、機動戦士ガンダムのRX-78-2(普通のガンダムのことです。ガンダムって呼ぶと他のガンダムが紛らわしいので)のヒロイックなデザインをまず思い浮かべる人が多いだろう。 白を基調としたトリコロールカラーの配色は、いかにも主人…

ロジックにぶちのめされた俺達の理想の異性像

p-shirokuma.hatenadiary.com その昔、俺の異性への関心はアニメだとか漫画だとかの登場人物へ向かっていた。 その対象は別に芸能人でもよかったはずなのだが、俺の友達に芸能人の話で盛り上がるタイプが少なかったのと、月曜9時などのキラキラした世界に馴…

未来を求める俺たちに郷愁を感じる資格はあるのか?

今日俺は意味のわからない夢を見た。 どんな内容だったか言語化するのを馬鹿馬鹿しくなるほど支離滅裂な夢だったが、それは過去へと記憶を遡らせるきっかけをもたらした。 夢というのは郷愁と固く結びついている。内容の論理が破綻していても、その中に懐か…

道は犠牲で出来ている アスファルトは涙でサービスは吐瀉物

町中は悲しみで出来ているが、俺達はいつもそれを素通りしている。 月に数回くらい通っている道路沿いに駐車場が出来た。 俺はそこでの工事の様子を何回か見たことがある。 50後半か60くらいのおっちゃんに、20ちょっとくらいのにーちゃんがどやされていた。…

卒業式が中止になって安堵してるはぐれ者もいるでしょう

コロナウイルスの話はあまりしたくはないのだが、ひとつだけ触れておきたいことがある。 感染拡大防止のため、各教育機関で休校・卒業式中止の流れが盛んになっていることについてだ。 これがそこそこ大きな騒動になっていて(まあ当然なのだが)、ツイッタ…

久々に友達がいなくて焦るって感覚を取り戻した

少々前置きが長くなる。それから前半は若干脱線気味のような気もする。 見出しの「人と関われないことがもどかしくなり始めた」あたりからが、タイトルとの関連性が高くなると思う。 一番焦ってたのは小学生~高校生の頃 かつて俺らが学級生活を営んでいた頃…

俺はいつも空から何かが降ってくるのを待っている

更新ボタン連打の心理 ツイッターでもモバゲーでもmixiでもなんでもいいが、みなさんはタイムラインを表示したまま更新ボタンを連打された経験はないだろうか? もしくは、YouTubeのホーム画面で、チャンネル登録している投稿者たちの更新がないか隅々まで探…

不滅の友情神話は物理的な距離に敗北する

今週のお題「卒業」 俺が思うのは、物理的距離は心理的距離になりうるっていうことだ。 卒業式という事柄は、ことさら盛大に取り扱われる。それが別れを連想させるからだ。 しかし、俺たちはインターネット、スマホ、パソコンという最強の神器を手にしている…

この動画黄金時代にブログをはじめるということ

ツイッターをやっている。 このブログと連携しているアカウントと、もう一つアカウントを持っている。 そこでも「書く」ということはできる。 ただ、ツイッターはあまり表現という分野には適していない。 友達がほぼ確実に見るところで自分をさらけ出すのは…